http://www.ja-shizuoka.or.jp/topia/event/market/index.html
三方原に有りますファーマーズマーケットです。
農産物の直売所で果物、野菜、切り花、加工品、などなど
全国屈指の農産物直売所です。
今年で開店７年目となる様ですが、既に３００万人以上の来場者です。
年間の売り上げは１０億円近いです。
直売所と言えば、地元農家が栽培した農産物、新鮮、安心、安全などが
一般的なイメージだと思いますが、私の視点で少しお話したいと思います。
まずは新鮮さ。
これが最大の売りだと思います。
前日（または当日）に収穫された農産物が開店当日の朝に農家自身が出荷します。
もし売れ残った場合は当日の夕方に引き取りです。
つまり毎日鮮度の良い野菜が店頭に並ぶって事です。
これはスーパーには絶対マネできません。
農家の競争。
これは色々な意味での競争が有ります。
まずは品物についてですが、、例えば大根なんかですとこの時期
１０人以上の農家が出荷しています、そんな大根が同じ棚に並ぶわけですので
消費者は見比べていい物を選びます。
値段に見合った商品価値がないと売れ残りが多くなります。
（値段は農家自身が自己判断で付けています）
そんな背景があると農家はいい物を作ろうと努力しますよね。
私もこちらの直売所に出荷し始めて数年が経ちましたが
この間にも品物のレベルがグンと上がっています。
各農家は色んな作物や新しい事にチャレンジしたり
店の中でも熱心に情報交換なんかしてます。
朝の競争。
一般の方は見かける事はまず有りませんが朝の出荷は競争です。
店裏のシャッターが７時１５分に開けられると横一列に並んだ農家が
一斉にダッシュで荷物を運びます（競馬のゲートオープンの様な迫力です）
しかも還暦を過ぎた方々が荷物を満載した台車を押しながら
陳列棚まで駆け抜けていきます。
私は最前列に並ぶ気になれませんが、週末ともなると５０人ほど並びますから
危険を感じます。特に年末は殺気だってます。
と言うのも商品を並べる場所によって良く売れる場合が有るからなんですよね。
色んな努力が合って商品が棚に並んでるんですよね。
長くなったので又書きます。
